こんな方におすすめ
- ワーママであることで職場に負担をかけていないか心配。
- 職場で肩身の狭い思いをしている。
- 会社にいるのが辛い、辞めたい。
「ワーママ」で検索したときの予測変換に「ワーママ うざい」というワードが出てきてびっくりしました。厚生労働省の「国民生活基礎調査」(2022)によると、児童のいる世帯のうち母親が働いている世帯は年々増えています。今や「ワーママ」の存在は珍しくないものの、職場では肩身の狭い思いをしているママは少なくありません。今回の記事では、私がワーママに対して思うことを綴りたいと思います。
目次
「ワーママうざい」の正体は? 悪いのはママじゃない!
ワーママがうざいと感じている人の体験談を読むと、だいたい次のような感じでした。
- 子どもの送り迎え、風邪などで休みが多い上に、周りにフォローしてもらって当然という態度をとる。
- 周囲への気遣い、感謝の気持ちが感じられない。
- 子育てが大変アピールをいつもしている。
たしかに、上記のような態度・振る舞いであれば職場で嫌われそうです。でも、これって「ワーママ」であることへのいら立ちではないんですよね。もちろん、子どもが熱を出したから迎えに行かなければいけない、というのはワーママ(パパでもありうる)ゆえの事情ですが、周りが「うざい」と感じるのはそこではないはず。周りにフォローしてもらって当然という態度、感謝がない、というその人の振る舞いに問題がありそうです。つまり、「ワーママ」であることにそれほど肩身の狭い思いをしなくてもよいのでは? と感じます。
上記のような「うざい」と思われる行動をしていないのに、職場で窮屈に感じるのであれば、それは職場の問題ではないでしょうか。
ワーママが気持ちよく働くために
ワーママは特別ではない
子どもの送り迎え、発熱で休んでしまうのは仕方がないことです。ワーママのせいではありません。急なお休みで周りの人へ負担をかけてしまうかもしれませんが、それはお互い様です。誰だって風邪やけがで休む可能性はありますし、今その人にお子さんがいなくても将来子育てをする身になれば同じことが起こりえます。「ワーママだから」というのは少し違うと思います。
誠実に働くということ
フォローしてもらったときは感謝の気持ちを伝える。働ける時間は効率よく、誠実に働く。日ごろ頑張っていれば、たまに子どもの事情でお休みをとったとしても嫌な顔をする人はいないと思います。仮にいたとしても、気にしなくて良いです!
変えられるのは自分だけ
誠実に働いているのに、気遣いをしているつもりなのに、それでも嫌味をいってくる人がいたとします。対処法は二つあります。一つは、「その人はそういう人」と割り切って気にしないようにする。もう一つは職場(部署、会社)を変える。どちらかです。相手を変えることはできないので、自分が変わるしかありません。
ワーママに伝えたいこと
ワーママであることで職場で辛い思いをしているという方がいれば、そんなに思い悩まなくていいですよ! と伝えたいです。子どものために早く仕事を上がるのも、休んでしまうのも、悪いことではありません。「ほかの部分でしっかり仕事している」という自信をもって、過ごしてほしいです。