『デンマーク人はなぜ4時に帰っても成果を出せるのか』(針貝 有佳)を読みました。
著者は、デンマーク在住の日本人女性。
『デンマーク人は~』こんな方におすすめ
- 「今の働き方を変えたい!」と思っている人
- 時間の使い方を考え直したい人
- デンマーク人の考え方を知りたい人
本書を通して考えたことを書いていきたいと思います。結論は以下です。
わたしも生産性を上げて、3時、4時に仕事を終える働き方がしたい。
日本社会も生産性を上げれば、みんなもっと幸せになるはず。
そのためには、一人ひとりのマインドを変える必要がある!(変えようよ!)
以下は、↑の詳細です。興味のある方だけ読んでください!
目次
デンマーク人の「逆算」思考
時間に「優先順位」をつけよう
人生で一番大事な時間は、「誰と」、「どんなことをしている時間」でしょうか。
デンマークの人は、この答えを明確にして、かつ、優先順位をつけます。
一番大事なのは「家族と過ごす時間」。
だから、仕事は4時に切り上げる。
※4時で仕事が終わらない場合は、子どもを寝かしつけた後にまた仕事をする。
家族と過ごす時間 > 仕事する時間
で、それを行動に移しているんですよね。
これを読んで思い出したのが、ちきりんさんの『自分の時間を取り戻そう』という著書です。
日本でもできる?
考え方は分かったとして、同じことが日本社会でできるでしょうか?
みんな残業してるし、一人だけ早く帰るなんて無理だよ!
残業してる方が頑張ってると思われて、評価されるのよ。
よく分かります。というか、私も同意です。
でも、「無理だ!」と思って諦めていては何も変わりません。
一人ひとりが少しずつでも変えていけば、自分の働き方も変わるし、日本社会も変わっていくと思うのです。
労働時間を短くして、同じ仕事量をこなす → 上司にアピールする
会社で偉くなる → 評価基準を変える
当たり前ですが、主張するより先に実績を作らないといけませんね。
デンマーク人の「生産性の高さ」を目指す
「生産性を上げる」って具体的にどうすればいいんでしょう。
私の考えつくレベルで挙げてみました。
ムダな時間を減らす。
作業効率を上げる。
コミュニケーションツールを使い分ける
ムダな時間を減らす
「これ、ムダじゃない?」と思うこと、意外にあります。
(例)
- 上司がメンバーの細かい進捗を確認する時間
- 意見を言わないのに会議に出席すること
- 議事録を書いたり、上司が確認したりする時間
- コミュニケーションと称して過度に時間を消費する雑談 …など。
意義を見出せないコトは、どんどん主張して減らせばいいと思います。(主張の仕方は考えましょう。)
作業効率を上げる
単純作業であれば、ちょっとしたコツで効率化できます。
- キーボードのショートカットを駆使する
- 新たに作るのではなく、なるべく使いまわす
- コピペ、クリップボードを活用する …など。
こういうのは「頭がいいからできる」ものではなくて、知っていたら誰でもできます。
コミュニケーションツールを使い分ける
相談事項をすごい長文で送ってくる人がいます。
書く時間も、読む時間ももったいないですよね。
「どのコミュニケーションツールを使うと適切か」も、生産性の観点が必要です。
ちきりんさんのブログで分かりやすく解説されてたので貼っておきます。
これ以外にも、もっとある気がします。
「10年先の働き方」をイメージする
5年後、10年後、どんな働き方がしたいでしょうか。
一人ひとりが考えて行動すれば、少しずつ変わっていくんじゃないかなーと期待しています。
とりあえず私は、
3時、4時には仕事を切り上げて、子どもの勉強を見たり、一緒に遊んだりしたいです。
今より労働時間は短く、けどもっと稼いで家族のためにお金と時間を使いたい。
そんな将来が実現できるよう、頑張ります!!
同志がいると心強いです。一緒に頑張りましょう~!